この道一筋 という言葉があります
落語家の 桂三枝さん もその一人ですね
今や 上方落語の 大御所で 上方落語協会の会長という立場です
立命館大学で 「日本文化の源流を求めて」のタイトルで
リレー講義の講師をされたそうです
二年前に建設し 大阪の名所となった定席「天満天神繁盛亭」
への思いを語ったそうです
寄席を作る為 奔走し 天神橋商店街等地域の皆様
の協力で出来上がっていった と語った 話と
三枝さんは 「私は 新しくできる寄席を 戦後
上方落語を復興させた 四天王の 魂 を受け継ぐものにしたかった」
と
人の残したものを次の客に回す あれはひどい
でも考えたら 「残さんとみんな食べや」 という教育かもわかりません
と この三つの話が 印象に残りました
自分の手柄にしない 三枝さん
昔 若い頃に 見た 三枝さん 「大丈夫かな? いいの 」
という 印象でしたが そうではなかったのです
もともと資質があり そして 精進されたのですね
この 道一筋 が 《魂》 をつくり 人間を大きくさせるのでしょうね