久しぶりに九代目の漫画のすすめです。今回紹介する漫画はただいま実写映画で話題沸騰中の「BECK」です。
映画は正直なところ原作BECKファンとしては、見たいような見たくないような感じだけど、漫画はすごくハマりました。
もちろん全34巻すべて揃えています。
※BECK=簡単に説明すると5人のロックバンドのお話です。
この漫画の一番のすごさは音楽を表現しているところです。漫画最大のウィークポイントは音が出ないところなのですが、それを見事に表現しています。
ハロルド作石
BECK 第25巻
主人公コユキが歌うシーンは、ホントメロディーが聞こえてきそうで圧巻です。
幾度となく出てくるBECKのライブシーンはじっくりと眺めて楽しみましょう。
ストーリーは「いじめ」「高校中退」「確執」「挫折」などなど、非常に濃いですが、割とサラッと書かれてるので読みやすく、文字数も少ないので疲れないです。
恋愛描写も多少あるけど、驚くほどあっさり書かれていて、好感がもてます。
作者のハロルド作石さん、BECKを書いていて調子のイイ時、原稿が勝手に浮かんできたそうです。それをトレースする感じだったとか。すげー
ぜひ一読あれ
追記
自分が人知れず温めてきた漫画が、映画などでメジャーになると喜ばしいことだけど、ちょっと切ない感じがしますね。