前回の続き。
今朝の新聞を読むとガソリン、軽油の暫定税率廃止がいよいよ現実になってきました。
すでに値下げに入っているガソリンスタンドもあるみたいです。
今回の情報として難しい説明は省略するけど、ガソリンが暫定税率廃止になって安いガソリンが市場に出回るのは4月7~10日くらいなのです。
それが本日の時点で値下げ、あるいは4月1日いきなり安くなっているガソリンスタンドがあれば99%赤字販売です。
1リットル当たり15~20円の赤字は間違いないでしょう。
損して得を取れという言葉もある通り、その経営姿勢は肯定できますが、中小企業が経営しているガソリンスタンドなどは相当厳しいものになると思います。
■2008/3/26 新宮市三輪崎くろしお公園のさくら
石油が暴騰している現在、1円でも安いガソリンを買いたいのが人情でしょうから、値下げに対応できないガソリンスタンドは客が飛んでしまうことが予想されているのです。
大手(新日本、出光、コスモ)など大手直轄のガソリンスタンドは体力(資金力)があるので客確保のため、ここぞとばかり値下げしてくる可能性が高いです。
あくまで九代目の考えですが、今回の暫定税率、ガソリンスタンド側としては大手は歓迎、中小企業は歓迎できないという結論です。
次回に続く。