九代目の漫画のススメ第3回、ドラえもん編でございます。この漫画のススメいつまで続けるかはわかりませんが、かなり余力があるので最低週1ペースで更新出来そうです。
毎日更新しても数ヶ月はいけそうな勢いまであります。
自分の趣味がこんなところで、こんなに役に立つ時が来るなんて思ってもみなかったです。
今まで数百回と漫画喫茶に通ったかいがあるというものですね(笑)
今回は大長編ドラえもん第7巻のび太と鉄人兵団です。この作品を最初に読んだのは小学3、4年生のころで、読んでいる九代目もドラえもんがピークに面白くなるころでしょうね。
この鉄人兵団は大分複雑なテーマを扱っていて非常に興味がひかれたのを覚えています。現在の社会から未来にかけてを予言をしたかのような内容です。
大長編ドラえもん第7巻のび太と鉄人兵団
藤子・F・不二雄 (著)
以下あらすじとテーマですWikipediaからお借りしました。
「ロボットたちの社会でロボットは平等と言う考え方が広まり、奴隷制度は廃止され、代わりの労働力として人間を奴隷にしようとしている」という鉄人兵団側の思想は、SFで頻出のロボットによる人間への逆支配というテーマだけでなく、宗教への盲信、人間の奴隷制の歴史への暗な批判が込められている。実際、しずかがリルルからメカトピアの歴史を聞かされた際「まるで人間の歴史と一緒」と揶揄するシーンがあった。by Wikipedia
今回このブログを書くにあたり、今一度じっくり読み返しましたがストーリーも面白く大長編の傑作ではないかと思います。
当時のワクワク感がよみがえってきました。藤子・F・不二雄先生が乗りに乗っていたころなのでしょう漫画に勢いを感じます。
ラストシーンが驚くほどあっさりで、のび太のセリフ「お~いお~い」が印象的です。
九代目のあまり好きではないお涙頂戴はなく、濃いテーマの割に、終わり方があっさりってのが読んでいて心地イイです。
映画もほぼ原作に忠実なので、漫画はちょっとっていう方は映画ででも…ぜひ一読あれ!